有線のイヤホンを使っている人の中には完全ワイヤレスイヤホンが気になっている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、実際に完全ワイヤレスイヤホンを使ってみてわかった、
メリット・デメリットを踏まえて選び方を書いています。
買い替えるまでは左右がケーブルでつながったイヤホンを使っていましたが
完全ワイヤレスイヤホンを1度使うと快適過ぎてケーブル付きには戻れなくなりますよ。
この記事では1万円以下で防水機能を備えたイヤホンをまとめました。
1万円以下で防水機能を選ぶ理由
- イヤホンを使用するシーンは、ジョギング・ランニング。
- 汗によるトラブルを避けたいから。
- 音質にはあまりこだわらないから。
メリット・デメリット
左右がケーブルでつながったイヤホン
左右がケーブルでつながったイヤホンのメリット
- ・1回の充電で使用できる時間が長い。
- ・紛失しにくい、落下しにくい。
一般的な再生可能時間は7~8時間です。
左右がつながっているので落としてしまうようなトラブルは少ないです。
左右がケーブルでつながったイヤホンのデメリット
- ・歩く、走る時にケーブルが服や肌に擦れて「ガサガサ」ノイズが入る。
- ・バッテリー、スイッチに重みがあるので振動で耳から外れる。
- ・絡まる。体にまとわりつく。
体を動かすと
必ずタッチノイズが入り、結構な頻度で耳から外れます。
ジョギングになると、常にケーブルが肩回りにまとわりつきます。
ケーブルでつながったイヤホンは運動には不向きでした。
完全ワイヤレスイヤホン
完全ワイヤレスイヤホンのメリット
- タッチノイズがない。
- 体を動かしても耳から外れにくい。
- ケーブルがまとわりつかない。
- 片耳で聴くことが出来る。
- 収納ケースがコンパクトで恰好良いモノが多い。
快適
- 衣類や肌に擦れて発生するタッチノイズがなくなりランニング中でも快適に音楽を楽しめます。
- その他に手が引っかかったり、振り向いたはずみに耳から外れたりすることもありません。
- 着けたまま着替えもできます。
- ケースから取り出すだけで自動接続される。
安心
- 自転車や自動車の音が聞こえるように片耳だけで聴くことができます。
歩行中やランニング中は、片耳を外した方が安全です。
安全を考慮して「外音取り込み機能」がついている製品もあります。
軽量・コンパクト
- 付属している収納ケースがコンパクトで軽量なので持ち運びがしやすくなっています。
ポケットやカバンに入れて持ち運びしやすく、ケーブルが絡まるようなこともありません。
完全ワイヤレスイヤホンのデメリット
- 1回の充電で使用できる時間が短い。
- 落とすトラブルが起きやすい。
- 落とした場所によっては紛失につながる。
デメリットを知っておくことで、快適に完全ワイヤレスイヤホン生活を楽しめます。
最大のデメリット 落ちる
左右が分離していてコンパクトな故のデメリットです。
形と大きさが違うイヤーピースが付属しているので付け替えて調整することはできます。
バッテリー持ち
バッテリー持ちはケーブル付のイヤホンと比べると短めです。
一般的な再生可能時間は3~4時間です。
やはり落下が最大のデメリットです。
ですが、そこだけ注意すれば快適そのものです。
僕は、ランニングで使用していますが、今のところ落ちそうになったことはありません。
個人差があると思いますが、正しく装着すればかなり安定感があります。
防水性
防水性は「IPX(アイピーエックス」で表記されています。
防水性能のない「IPX0」から、水中でも保護される「IPX8」まで等級があり、
IPXに続く数字が大きいほど、防水性能が高くなります。
選び方の目安は、
ランニングや筋トレなど汗を掻く可能性があるならIPX4以上。
水洗いをしたいならIPX5以上。
お風呂でも使いたいならIPX7以上 を選べば安心です。
等級 | 保護の程度 | テスト方法 |
---|---|---|
IPX0 | 水の浸入に対して特には 保護されていない | テストなし |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴に よって有害な影響を受けない | 200mmの高さより 3〜5mm/分の水滴、10分 |
IPX2 | 垂直より左右15°以内からの 降雨によって有害な影響を受 けない | 200mmの高さより15°の範囲 3〜5mm/分の水滴、10分 |
IPX3 | 垂直より左右60°以内からの 降雨によって有害な影響を受 けない | 200mmの高さより60°の範囲 10ℓ/分の放水、10分 |
IPX4 | いかなる方向からの水の飛沫 によっても有害な影響を受け ない | 300〜500mmの高さより 全方向に10ℓ/分の放水、10分 |
IPX5 | いかなる方向からの水の直接 噴流によっても有害な影響を 受けない | 3mの距離から全方向に 12.5ℓ/分・30kpaの噴流水、 3分間 |
IPX6 | いかなる方向からの水の強い 直接噴流によっても有害な影 響を受けない | 3mの距離から全方向に 100ℓ/分・100kpaの噴流水、 3分間 |
IPX7 | 規程の圧力、時間で水中に沒 しても水が浸入しない | 水面下・15㎝〜1m、30分間 |
IPX8 | 水面下での使用が可能 | メーカーと機器の使用者間の 取り決めによる |
コーデック
コーデックとは、音声を圧縮する方式の名称です。
iPhoneの方はAAC。
Androidの方はaptX を選んでおけば良い音質で音楽を楽しめます。
コーデック | 特徴 |
---|---|
SBC | 基本的に全ての機器が対応している。 |
AAC | iPhoneで使用されている。aptXと同格。 きれいな音を聴きたいという人向け。 |
aptX | Androidで使用されている。AACと同格。 きれいな音を聴きたいという人向け。 |
aptX HD | Androidで使用されている。ハイレゾ再生に対応。 さらにきれいな音を聴きたいという人向け。 |
LDAC | ソニーが開発したコーデック。ハイレゾ再生に対応。 さらにきれいな音を聴きたいという人向け。 |
完全ワイヤレスイヤホンはこんな人におすすめ
- イヤホンのケーブルによるストレスから解放されたい。
- 運動しながら音楽を聴きたい。
- 快適にイヤホンを使いたい。
完全ワイヤレスイヤホンは、思っていた以上に快適です。
お手頃価格のイヤホンと高額なイヤホン。
音質や機能に差はあっても、ケーブルのストレスから解放されるのは同じです。
1万円以下でもたくさんの製品から選べるので、ぜひ検討してみて下さい。
1万円以下で買える 防水規格 IPX7の完全ワイヤレスイヤホン
- 防水規格:IPX7
- コーデック:SBC / AAC
- Bluetooth規格:5.0
- 再生時間:最⼤5.5時間 (イヤホン本体のみ) / 最⼤16時間 (充電ケース使⽤時)
防水規格:IPX7
コーデック:SBC / AAC
Bluetooth規格:5.0
再生可能時間:最⼤5時間 (イヤホン本体のみ) / 最⼤20時間 (充電ケース使⽤時)
防水規格:IPX7
コーデック:SBC / AAC
Bluetooth規格:5.2
再生可能時間:最⼤10時間(イヤホン本体のみ) / 最⼤40時間(充電ケース使⽤時)
- 防水規格:IPX7
- Bluetooth規格:5.2
- コーデック:SBC / AAC
- 通常モード:最大8時間(イヤホン本体のみ) / 最大32時間(充電ケース使用時)
- ノイズキャンセリングモード:最大6時間(イヤホン本体のみ) / 最大24時間(充電ケース使用時)
- 外音取り込みモード:最大7時間(イヤホン本体のみ) / 最大28時間(充電ケース使用時)
- 防水規格:IPX7
- Bluetooth規格:5.0
- コーデック:SBC / AAC / aptX
- 通話時間:音楽再生時間:最大10時間