
胃カメラ検査に続いて大腸カメラ検査の経験をお伝えしようと思います。
一般的に大腸カメラ検査を受ける推奨年齢は50歳を超えてからとなっているようです。
近年では45歳に引き下げる動きもあるそうです。
僕が初めて大腸カメラ検査を受けたのは47歳の時です。
きっかけは当時、同じ年の友人が大腸ポリープの手術を受けたことと、下腹部の違和感と張りが2週間ほど続いていたからでした。
「大腸カメラの検査までしなくても」とか「痛そうとか苦しそう」という不安もあって決めかねていましたが、手遅れになってからでは遅い!とクリニック探しを始めました。
結論からいうと費用と時間、不快感はあります。
ですが、それに勝る「大きな安心」につながります。
クリニック探しから検査終了まで
クリニック探し
「居住地」と「大腸カメラ」で検索して検索結果の上位3つぐらいのクリニックのサイトを確認して、なるべく「大腸カメラ検査」について詳しく説明してあり「WEB予約ができる」クリニックから選びました。
診察と検査についての説明
クリニックがきまったら「WEB予約」をして医師の事前診察を受けます。
診察の後、看護師さんから大腸カメラ検査についての説明と前日、当日に準備することを伝えられます。
この時点で、「鎮静剤」を使用するかどうかを決めますので「鎮静剤」の使用を強くお勧めします。
検査の前日は消化のよい食事を摂る
検査前日は魚やパン、豆腐など消化の良い食事を摂ります。
クリニックでおすすめメニューをもらえますし、WEBで「大腸検査」「前日の食事」で検索すればすぐに出てくるので調べてみて下さい。
検査の当日の流れ
僕は2回、異なるクリニックで検査を受けたのですがクリニックによって違いがありました。
1,朝食はとらずにクリニックへ向かいます。水はOKです。
2,専用のトイレ付の個室に入ります。
3,2リットルの下剤を2時間かけて飲みます。
4,その間に腸の中の便を出し切ります。
5,看護師さんを呼んで透明の下剤が排泄されているのを確認してもらいます。
6,お尻側にスリットが付いた紙のパンツを着用します。
7,「鎮静剤」を注射します。数秒で眠ってしまいます。
8,検査中にLIVE映像をみながら説明を受けます。
9,検査後は30分~1時間ベッドで休憩する。
10,医師から写真をみながら説明を受けて終了です。
1,朝食はとらずに事前に受け取った下剤を自宅で飲みます。
2,2リットルの下剤を2時間かけて飲みます。
3,その間に腸の中の便を出し切ります。
4,予約した時間にクリニックに向かいます。
5,お尻側にスリットが付いた紙のパンツを着用します。
6,「鎮静剤」を注射します。数秒で眠ってしまいます。
7,「検査が終わりましたよ」と看護師さんに起こされて休憩室へ。
8,30分~1時間ベッドで休憩する。
9,医師から写真をみながら説明を受けて終了です。
大きな違いは、下剤を飲む場所と看護師さんによる確認の有無。
検査中にLIVE映像を観ながらの説明の有無です。
それ以外は大体同じです。この辺りもクリニック選びの参考にする方が良いと思います。
大腸カメラ検査の頻度
先生からの回答は、
1回目のクリニックでは「次回の検査は5年後で大丈夫です」。
2回目のクリニックでは「4年後にまた診せて下さい」との回答でした。
ポリープなどの異常がなければ4年~5年だそうです。
ポリープがあると1年~2年で再検査が必要とのことでした。
検査にかかる費用
どちらも保険適用で\7,000ぐらいです。
受付で「全く異常はなく予防の為に受診したいです」と言い切ってしまうと保険適用されなくなるかもしれません。
「違和感がある」とか「健康診断で検査を推奨された」と伝えればOKです。
まとめ
今までに受けた2回の大腸カメラ検査の体験をお伝えしました。
下剤をクリニックで飲むか自宅で飲むか?
検査中にLIVE映像をみながらの説明があるか?
というのが2つのクリニックの違いでした。
映像を観ながらの説明は安心感はあるんですが、検査中に起こされると腸の曲がり角付近にカメラが届いた時に少し痛みを感じてしまうので僕に合っているのは2回目のクリニックです。
ご紹介した以外にも特徴があるクリニックが見つかるかもしれないので受診の前に自分に合いそうな所を探してみて下さい。
大腸カメラ検査は、手間に時間に費用に加えて不快感もあります。
それでも断言します。「絶対に受けておいた方が良いです!」
この記事が大腸カメラ検査を受けたいけど不安で決め兼ねている方の後押しになれば幸いです。
この記事が少しでも皆さんの生活のお役にたつことが出来れば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
