長崎県の島原に位置する雲仙温泉の温泉宿「青雲荘」のお部屋を紹介する記事です。
「青雲荘」は、もともと「国民宿舎 青雲荘」として長年親しまれてきた宿です。
2021年に 豪雨による土砂災害に被災しましたが、2022年3月にリニューアルされ落ち着きのある雰囲気と快適な設備を備えた、現代的な温泉宿へと生まれ変わりました。

悪天トラベのクチコミは★4.40の高評価の温泉宿です。
青雲荘の所在地
「青雲荘」は島原のほぼ中央に位置しています。
雲仙地獄まで車で3分(徒歩11分)、雲仙ロープウェイまで車で14分です。
・住所 長崎県雲仙市小浜町雲仙500-1
・TEL 0957-73-3273
雲仙地獄の写真ギャラリー
雲仙温泉を代表する観光スポットの「雲仙地獄」を画像でご紹介します。





雲仙地獄周辺の地面は、地熱の影響で暖いので猫がたくさんいます。

どの猫もこんな風にねそべっているのですが、日中の気温は35度。暑くないのかな。






今回、利用したお部屋
今回は、「和室スタイリッシュ/2ベッド」のお部屋を利用しました。
琉球畳にシモンズ社製マットレスを設置した、和室のくつろぎと洋室の快適性を兼ね備えたお部屋です。

お部屋に入ってまず目に入るのは、新しい畳の心地よい香りと、シンプルながらも洗練されたインテリア。

トイレも丁寧にリニューアルされていて、とても清潔感があります。
明るくて広めの設計で、においや汚れも一切なく、宿の気配りが感じられる空間でした。
ウォシュレット付きで操作パネルも新しく、使いやすさも◎。

バスタタオル1枚ととフェイスタオル2枚が用意してあります。
上下別の部屋着が用意されていて温泉や食事に行くときもこれでOKです。
個人的に浴衣は、はだけてしまうのでこっちの方が好みです。

ズボンやアウター用の収納スペースも充分な広さがあります。

洗面所はなくて廊下とベッドルームの間に洗面台が備えられています。
宿泊先で初めて体験するレイアウトですが、使いやすくて快適でした。

洗面台の横には歯磨きセットが用意してあります。
コップも真っ白で清潔感が凄い!

ドライヤーも完備。もちろん色はホワイト。

部屋からの景色です。
今回は、6回の部屋でした。

ベッドルームは畳の部屋になっていいます。

「和室=布団」というイメージがある中で、ベッドで寝られる畳部屋はとても新鮮です。
旅館らしい和のくつろぎを感じつつ、ベッドの快適さも味わえる――まさにいいとこ取りの空間。
布団を敷く手間もなく、チェックイン後すぐにゴロンと横になれるのも〇。
ベッドはシモンズ製でしっかりしていて寝心地もよく、朝までぐっすり眠れました。


お茶のセットが備えられています。

冷蔵庫の電<がちゃんと入れてあるのは「おもてなしの心」を感じました。
食事
食事は2階の食事会場でいただきます。
夕食(雲仙彩り会席)
雲仙彩り会席は、雲仙の豊かな自然の中で健康的に育てられた「雲仙活き活きポーク」をメインに、島原半島・長崎県の新鮮な魚介・野菜を使用した会席コースです。

雲仙彩り会席の「お品書き」。先付から水菓子まで15品です。

写真左上の「とうもろこしご飯の釜飯」は着席後直ぐに火をつけてもらい20分程で炊き立てのご飯が味わえます♪
右下は香り豊かな枝豆豆腐。中央の鮎の甘露煮は軟らかく丁度良い味付け。「紫陽花水晶」は食べるのが勿体ないぐらい綺麗でした。
メインの「雲仙活き活きポーク」はやわらかく、旨みがギュッと詰まった肉質で思わず笑顔になってしまう美味しさでした。

「鰻蒸」と「夏野菜の炊き合わせ」です。どちらも優しい味付けで美味しかったです。

揚げたての「鱚の梅香揚げ」は文字通り衣はサクサク中はふわふわ。塩でいただくのがおすすめです。

炊き立てのほんのり甘い「とうもろこしの釜飯」はお漬物とよく合います。

「枝豆つみれの椀物」はやさしい味付けでした。
雲仙の四季折々の恵みをふんだんに取り入れた「雲仙彩り会席」。
見た目にも美しく、盛り付けや味のバランスなど、隅々まで行き届いたおもてなしが感じられるお料理でした。
朝食

朝食は、丁寧に盛り付けられた和の御膳です。
パンやサラダ、ジュースなどが並ぶミニビュッフェ付きのスタイルで、ごはんはスタッフに声をかけるとよそっていただけます。
「少しだけパンを食べたい」「卵料理が好き」という方にぴったりです。
青雲荘の朝食御膳は、旅館ならではの丁寧な和の味と、自由に選べる洋の要素がバランス良く組み合わさった朝ごはんでした。美味しい朝食のあとは、朝風呂でゆっくり温まり、そのまま軍艦島ツアーへ――。
※軍艦島ツアーについては別記事でご紹介します!
料金


今回は、楽天トラベルからの予約です。
利用したのは7/4(金)ー7/5(土)。
-3000円のクーポン利用とポイント付与で実質、28,912円/2人でした。
青雲荘の乳白色の露天風呂
温泉内は撮影禁止のため、青雲荘さまのご厚意で露天風呂の写真を提供いただきました。


・源泉 雲仙温泉(小地獄)
・泉質 単純硫黄温泉
・泉温 63.5℃
・PH値 PH4.3弱酸性
・適応症 末梢循環障害、心臓病、高血圧症、神経痛、くじき、慢性婦人病、関節痛、冷え性、糖尿病、関節こわばり、五十肩、疲労回復、慢性皮膚病、筋肉痛、痔疾、きりきず、運動麻痺、病後回復期、動脈硬化症、うちみ、慢性消化器病、健康増進

写真をご覧いただくとわかるように、お湯はほんのりとした乳白色です。
これは雲仙温泉特有の硫黄を含む酸性泉で、古くから**「美人の湯」**として知られています。
濁り湯なので足元にはご注意ください。
源泉かけ流しの湯は、やわらかな肌ざわりで、湯上がり後はお肌がつるつるに。
露天風呂からは心地よい風と自然を眺められ、日常を忘れるような贅沢な時間を過ごせました。
温泉についてはこちらの公式サイトもご覧ください。
まとめ
島原の露天風呂「青雲荘」|和室スタイリッシュ/2ベッドのお部屋をご紹介しました。
「和室スタイリッシュ/2ベッド」タイプのお部屋は、
・リニューアル後でとても清潔感がある
・和の趣を大切にしながら
・シモンズ製ベッドの快適さと現代的な設備が整っている
そんな“いいとこ取り”の部屋でした。
自然を生かした源泉かけ流しの露天風呂“美人の湯”もぜひ体験してみて下さい。
この記事が少しでも皆さんの生活のお役にたつことが出来れば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
