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【体験記】念願の上陸!軍艦島ツアーに参加してきました|利用したツアー会社は「シーマン商会」

2025 7/30
旅行
2025年7月25日2025年7月30日
軍艦島

2025年7月5日、例年よりも早い梅雨明けを迎えた長崎。
かつて「海上の要塞」と呼ばれ、日本の近代化を支えた炭鉱の島・軍艦島(端島)。
今回は「シーマン商会」さんのツアーに参加し、上陸体験をしてきました!

映画やドラマの舞台にもなったその姿を、自分の目で見る迫力はまさに圧巻。
写真だけでは伝わらない「音」「風」「におい」とともに、歴史の重みを感じられるツアーでした。

目次
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ツアー料金と集合場所(アクセス)

ツアーの申し込み

予約は公式サイトから簡単に申込みができ、スムーズでした。

コース名:上陸+周遊コース
乗船料:3,600円(大人)
上陸料:310円(長崎市への保全協力金)
 → 合計 3,910円

予約後に届く確認メールには誓約書の案内が記載されています。
この誓約書は、安全上の理由からツアー参加者全員分の署名が必要です。

当日の手続きがスムーズに進むので。誓約書は事前に印刷して署名しておくのがおすすめです!

集合場所とアクセス

シーマン商会さんの集合場所は常盤2号桟橋。
長崎港のフェリーターミナルのすぐそばで、ピンクとブルーの目立つのぼりが立ててあるのでわかり易かったです。

🚗 車で行く場合は「県営常盤南駐車場」がおすすめです。
桟橋まで徒歩3分ほどとアクセスも良く、観光の拠点として便利でした。
駐車料金は、600円でした。(30分/100円)

船での移動と解説

上陸 + 周遊コースの出航時間は、午前便10:30と午後便13:40があります。
今回は午後便13:40に参加しました。
どちらも出航の20分前までの集合です。

船内で誓約書の確認と料金の支払いを済ませて座席に移動します。

今回乗船したのは、シーマン商会の観光船 「さるくII号」。
船内と船外に座席があり、好みに応じて座席を選ぶことができます。

「さるくII号」の座席は往復、全席が自由席で先着順となっています。
家族や友人と並んで座りたい場合は、早めに受付を済ませておくのが安心です。
特に週末や連休中は混み合うことがあるため、受付開始時刻より少し前に到着しておくのがおすすめです。

  • 船内:冷房完備で快適。音声ガイドもよく聞こえます。
  • 船外:開放感抜群で景色を楽しめますが、エンジン音が大きく、音声ガイドはほとんど聞き取れませんでした。

写真撮影を優先したい方には船外席が人気です。
ガイドの説明をじっくり聞きたい方は船内席がおすすめです。
船内席はエアコンもしっかり効いていました。

橋下から見た女神大橋。
女神大橋(ヴィーナスウィング)

ツアー当日は満席で出航。

女神大橋は長崎市南部・西部を最短距離で結ぶ斜張橋です。
斜張橋としては国内で6番目の長さがあり桁下高さは約65m。
大型クルーズ船も通過できる仕様になっています。

軍艦島をぐるりと一周、展望デッキへ

軍艦島の北東側
端島の北東側

出航から30分程で軍艦島のシルエットが見え始めて35分前後には島のすぐ近くまで接近します。

軍艦島が目の前に迫ってくると、クルーズはいよいよ**島の周囲をぐるりと一周する「周遊コース」**に入ります。
このタイミングで、スタッフの方から船の展望デッキへの案内があります。

デッキに上がると、海風を感じながら、かつての炭鉱住宅や学校跡など、荒れ果てた建造物の数々を間近に見ることができる絶好の撮影チャンス。
特に島の北側にある“軍艦の艦橋”と呼ばれる部分は、まさに軍艦島の名前の由来そのものです。

クルーズ船から見た軍艦島
軍艦島の51号棟と48号棟
正面が51号棟、左側が48号棟

場跡や集合住宅に目がいきがちですが、パチンコ店や映画館もあり娯楽施設が充実していました。

軍艦島48号棟
左側の黒い建物が48号棟

左側の黒い建物がチンコ店があった48号棟で地下にパチンコ店がありました。
娯楽とはいえ開店したのは昭和46年で閉山の3年前で閉山が近いことを悟った作業員を引き止める役割があったそうです。

上陸の条件は“波の高さ”

周遊中、船内スタッフの方から興味深いお話を聞きました。
波が穏やかに見えていても、実際には波高計で0.5メートルを超えると上陸ができないこともあるのだそうです。

特に軍艦島の桟橋は揺れに弱く、接岸時の安全確保が最優先。
そのため、天候が良く見えても上陸中止になるケースも少なくないとのことでした。
上陸できる確率は、全便平均で60~70%だそうです。

今回は幸いにも無事に上陸でき、とても貴重な体験となりました。

いよいよ軍艦島へ上陸!

軍艦島:ドルフィン桟橋
軍艦島:ドルフィン桟橋

島の周囲を一周し、先に上陸していた別のツアー船が出航。
私たちの船が接岸を始めました。いよいよ軍艦島への上陸です!

日傘の使用は禁止されているので帽子やタオル、サングラスでの暑さ・日差し対策をおすすめします。

スタッフの誘導に従って、慎重に桟橋を渡ります。風が強い日は特に注意が必要ですが、この日は比較的穏やかでスムーズに上陸できました。

軍艦島:第二竪坑坑口
第二竪坑坑口

右側に見えるのが第二竪坑坑口。
作業員はここからエレベーターで地下1000メートル近い深さの炭鉱現場へ降りていったのだそうです。

労働環境は、暑さと粉塵に耐える過酷な環境で8時間交代でした。

軍艦島:旧総合事務所
旧総合事務所

上陸後すぐ見える大きなレンガ壁は旧総合事務所です。
炭鉱の“管理中枢”として使われ、作業者のお風呂が備わっていました。

軍艦島:見学通路
見学通路

上陸後は、あらかじめ整備された見学通路を進みます。通路の両側にはしっかりとガードレールが設置されていて崩落の危険がある区域には立ち入らないよう配慮されており、安全に軍艦島の景色を楽しめるようになっています。

軍艦島:第二見学広場のマップ
Screenshot

第二見学広場はこの辺りです。

軍艦島:給水塔
給水塔

見学通路を進むと、ひときわ目を引く白く高い塔のような建物が見えてきます。これは給水塔です。
かつてこの島で生活していた人々にとって、貴重な生活用水を蓄える重要な施設でした。

軍艦島:旧総合事務所と給水塔
旧総合事務所と給水塔

旧総合事務所と給水塔。

軍艦島:第3見学広場への見学通路
第3見学広場への見学通路

第3見学広場へと向かいます。

鍛造工場跡の後ろに見えるのが30号棟です。

第3見学広場へ向かう見学通路からも給水塔が見えます。

軍艦島:第3見学広場の様子
第3見学広場の様子

見学通路から見た第3見学広場の様子。

軍艦島:2025年の30号棟
30号棟

30号棟は日本最古の鉄筋コンクリート造の高層アパートで1916年(大正5年)に建てられました。
建設当初は4階建てで、人口増加に伴い7階建てに増築され145世帯が入居し共同トイレだったそうです。

建設から100年以上が経過した30号棟は、風雨や海風にさらされて、現在ではコンクリートの劣化が著しく進行しています。崩落の危険があるため、建物の中には立ち入ることができず、見学も遠くからとなっています。

スタッフの方の説明によると風化が進み過ぎて保存や再建は技術的にも経済的にも極めて困難とされてるそうです。

軍艦島:コンベアの支柱跡
コンベアの支柱跡

右に見えるのが採掘した石炭を運ぶコンベアの支柱跡です。

シーマン商会「軍艦島上陸記念証明書」
シーマン商会「軍艦島上陸記念証明書」

見学が終わり船に戻ると、船内で「軍艦島上陸記念証明書」が配られました。
証明書には上陸日やツアー名が記されています。

まとめ

今回参加したシーマン商会の軍艦島上陸ツアーでは、往復のクルージングから上陸、見学まで約2時間にわたる充実した内容を体験できました。

軍艦島を海から眺めながら、造船所や女神大橋など長崎港の見どころを通過し、天候にも恵まれて無事上陸できました。
現地では赤レンガ建築や給水塔、パチンコ・映画館跡、30号棟など、かつての暮らしを今に伝える建物を間近で見ることができました。

波が穏やかでも気象条件によっては上陸できないこともあるとのことで、上陸できるかどうかは当日の天候や波の状態に左右されるため、「運」も必要になるツアーですが、軍艦島の歴史とそこに生きた人々の営みに触れられる貴重な機会です。
今後も自然風化が進むことを考えると現存する姿を目にできるのも、そう長くはないかもしれません。
長崎を訪れる際は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでも皆さんの生活のお役にたつことが出来れば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

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りゅうじ
「頑張り過ぎない暮らし」を大切にしながら、体験したことや愛用品の情報を発信しています。
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